UMAJOB −お仕事紹介獣医師−

獣医師歴・10年
山井治也（やまい・なおや）

病気やケガの予防、診察、治療、
ときには手術を行い、
馬の命と健康を守るお仕事だよ。

人間を診る医師と違って、内科、外科、
歯科、産科、麻酔科など、
あらゆる領域をひとりでカバーする
必要があるので、日々勉強！

馬は話せないから、
表情や行動をとにかくよく観察して、
ほんの少しの変化や予兆を
見逃さないようにしているよ。

馬の担当スタッフから
ふだんの様子を聞くことも
治療の判断をする上で大切なんだ。

やっぱり、治療がうまくいって、
また元気に走れるようになったときかな。

治療は、投薬をサポートする
牧場スタッフや、特別な蹄鉄(ていてつ)を
つくる装蹄師など、みんなで行うから、
みんなでよろこべるところがいいね。

馬はほとんどが往診。
一つひとつの牧場や厩舎が
離れているので、
忙しいときは昼食を食べ損ねることも。

馬の生命に関わる連絡が入ったら、
昼夜を問わず駆けつけるし、
この仕事は、知識や経験のほか
体力も必要だね笑。

各町に乗馬施設があるので
乗馬を楽しんでるよ。

運転も好きなので、家族を連れて、
広い北海道のあちこちへ
ドライブに出かけることも多いね。

※

夜間は緊急時に対応できるよう待機しておくよ

「この職業を選んだ理由」「仕事で一番うれしかったこと」「仕事で心がけていること」などリアルな話がいろいろ聞けるよ！

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獣医師免許を取ると獣医師になれるよ。
まずは獣医学課程のある大学に入ろう。

大学の獣医学部に入学する

獣医学課程のある大学(6年制)に
入学しよう。

獣医師免許を取る

獣医師国家試験を受験し、
獣医師免許を取得しよう。

各組織の採用窓口に応募する

競走馬の獣医師には所属先が
いろいろあるよ。自分に合った就職先を見つけて応募しよう。

どんな組織が
あるか見る

獣医師

管理職への昇進

各組織で臨床経験を積んで、
管理職に昇進する道があるよ。
診療などで得た経験をもとに研究して
学会で発表したり、海外の馬診療クリニックなどで研修するチャンスも。

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仕事中にケガする ことはある？: 診察・治療の際は、牧場スタッフさんの介助や
枠場(馬を保定する装置)を使って馬を保定して対応するよ。馬が興奮状態にあるときは鎮静剤を投与することも。馬の状態に注意しながら診療していくよ。
どんな服装で仕事を しているの？: 往診のときは動きやすい服装で。診療所で診察を行うときや手術のときは、術衣を着用して仕事をしているよ。
女性でも 獣医師になれる？: もちろん！女性獣医師の割合はどんどん増えていて、採用した新入社員の半数以上が女性というところもあるよ。

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獣医師の所属先(一例)について
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