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型破りなHEROゴールドシップ
ゴールドシップ
ゴールドシップ
HERO’s Profile
  • 出生年月日
    2009年3月6日
  • ステイゴールド
  • ポイントフラッグ
  • 調教師
    須貝尚介(栗東)
  • 競走成績
    28戦13勝 (うち 海外:1戦0勝)
  • 主な勝鞍
    • 2015年 天皇賞(春) GⅠ
    • 2013年・2014年 宝塚記念 GⅠ
    • 2012年 有馬記念 GⅠ

圧勝か惨敗か、彼の気分次第。ワガママな奴ほど愛される。

ステイゴールドの産駒たちは父譲りの優れた能力に加えて、気性の強さも受け継がれる傾向がある。GⅠ6勝をあげたゴールドシップもまた、立ち上がる、噛みつくなどの気性の荒さを見せていたものの、それも含めていまなおファンに愛され続けている。

ゴールドシップの強さを証明したレースが、3歳時の皐月賞である。最後方の位置取りから、荒れていた馬場の内側に進路を向けると、外を回っていた17頭をあっという間に抜き去り、2馬身1/2差をつける快勝。その走りは「ワープ」とも称された。その秋には菊花賞でクラシック二冠制覇を果たすと、有馬記念では初対戦の古馬たちを外から一気に差し切り、見事勝利を収めた。

古馬となってからは、4歳時と5歳時には宝塚記念を連覇し、6歳時には天皇賞(春)を驚異的なロングスパートで制覇した一方で、不可解な走りで二桁着順にまで沈むこともあった。圧倒的な力を見せたかと思えば、惨敗することもあるという、まさに気分屋としか思えない走りがどこか憎めないところであり、これがゴールドシップの魅力とも言えた。

現役引退後は種牡馬となるが、そこでは打って変わって優等生として過ごしており、産駒のユーバーレーベンがオークスを優勝するなど、種牡馬としても優秀な成績を残している。

HERO’s Profile
  • 出生年月日
    2009年3月6日
  • ステイゴールド
  • ポイントフラッグ
  • 調教師
    須貝尚介(栗東)
  • 競走成績
    28戦13勝 (うち 海外:1戦0勝)
  • 主な勝鞍
    • 2015年 天皇賞(春) GⅠ
    • 2013年・2014年 宝塚記念 GⅠ
    • 2012年 有馬記念 GⅠ
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