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- 出生年月日
- 2014年5月13日
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- 父
- ルーラーシップ
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- 母
- ブリッツフィナーレ
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- 調教師
- 辻野泰之(栗東)
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- 競走成績
- 33戦4勝(うち海外:4戦0勝)
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- 主な勝鞍
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- 2017年 菊花賞GⅠ
横殴りの雨の中、菊の大輪が彼の頭上で花開いた
伯母にオークス馬ダイワエルシエーロがいる良血であり、2016年12月の2歳新馬戦でデビュー勝ちをおさめる。春のクラシックでの活躍を期待されたが、勝ち切れないレースが続き、思うような結果を残すことができなかった。
休養を挟み2連勝で臨んだ神戸新聞杯で、ダービー馬レイデオロの2着に入る。そうして迎えた菊花賞は、台風の接近による大雨のため、レース史上3度目の不良馬場で行われた。横殴りの雨がやまず、前の馬がはね上げた泥水を浴びる過酷な条件のなか、キセキは外から豪快に伸びて2馬身差で優勝。重賞初勝利をクラシック制覇で飾った。ルーラーシップ産駒としても、これが嬉しい重賞初制覇であった。前年より15秒以上も遅い3分18秒9という勝ちタイムが、このレースがいかにタフな戦いだったかを物語っている。
翌2018年、キセキは対極的なレースでも力を見せる。アーモンドアイが芝2400mの“世界レコード”となる2分20秒6で制したジャパンカップで、コンマ3秒差の2着と健闘したのだ。極端に時計のかかる馬場にも超高速馬場にも対応できるオールマイティーな能力を遺憾なく発揮した。
その後7歳まで現役を続け、2019年の大阪杯と宝塚記念、さらに翌2020年の宝塚記念でも2着となるなど、中・長距離のGⅠ戦線で存在感を示し、そのひたむきな走りは多くのファンから愛された。
引退後は種牡馬として、今後の競馬界を盛り上げる産駒の活躍が期待されている。
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- 出生年月日
- 2014年5月13日
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- 父
- ルーラーシップ
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- 母
- ブリッツフィナーレ
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- 調教師
- 辻野泰之(栗東)
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- 競走成績
- 33戦4勝(うち海外:4戦0勝)
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- 主な勝鞍
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- 2017年 菊花賞GⅠ