FILE11
咆哮のHEROジャングルポケット
HERO’s Profile
-
- 出生年月日
- 1998年5月7日
-
- 父
- トニービン
-
- 母
- ダンスチャーマー
-
- 調教師
- 渡辺栄(栗東)
-
- 競走成績
- 13戦5勝
-
- 主な勝鞍
-
- 2001年 ジャパンカップ GⅠ
- 2001年 日本ダービー GⅠ
- 2001年 共同通信杯 GⅢ
彼は「府中の鬼」と呼ばれた
ジャングルポケットの武器は、長く加速を続けられる脚である。それを最大限に発揮できたのは、東京競馬場の長い直線だった。
朝日杯3歳Sを優勝するメジロベイリーを含めて、出走馬全てがその後に勝ち上がるというハイレベルな新馬戦を制したジャングルポケットは、デビュー2戦目で札幌3歳Sへと出走。のちに牝馬二冠馬となるテイエムオーシャンを退けて重賞初制覇をあげる。
ラジオたんぱ杯3歳Sでは、アグネスタキオンの前に2着に敗れるも、1番人気を集めていたクロフネには先着。年が明け、共同通信杯で重賞2勝目をあげたが、皐月賞では再びアグネスタキオンの後塵を拝する。
そのアグネスタキオンが故障により戦線を離脱。リベンジの機会こそ失われた日本ダービーとなったが、重馬場を苦にすることなく、直線で一気に先頭へと躍り出て、見事第68代日本ダービー馬の称号を手にする。レース後のウイニングランでは、雄叫びをあげていたが、その姿は観客の大歓声に応えているようにも見えた。
同年秋のジャパンカップで、その末脚は更に鋭さを増した。GⅠ馬である古馬を直線で1頭、また1頭と交わしていき、最後は絶対王者のテイエムオペラオーをクビ差交わして優勝を果たした。
いまでも日本ダービーとジャパンカップを同一年に優勝した馬はジャングルポケットのみとなっている。
HERO’s Profile
-
- 出生年月日
- 1998年5月7日
-
- 父
- トニービン
-
- 母
- ダンスチャーマー
-
- 調教師
- 渡辺栄(栗東)
-
- 競走成績
- 13戦5勝
-
- 主な勝鞍
-
- 2001年 ジャパンカップ GⅠ
- 2001年 日本ダービー GⅠ
- 2001年 共同通信杯 GⅢ