黒岩悠ジョッキーとの対談
———本日はSTORY 6と同様、栗東トレーニング・センターにて、障害レースで活躍する黒岩悠騎手との対談、さらには障害特有の調教を黒岩騎手に解説してもらいました。初めてお会いされたそうですが黒岩騎手の印象はいかがでしたか?
僕よりも年齢が10歳ほど上の方ですが、色々な質問に対してすごく丁寧に答えてくださるなど、本当に優しい方だなと思いました。
印象的だったのは、「馬の邪魔にならないように、持っている能力を最大限引き出してあげる」であったり、「関係者の皆さんに感謝しています」、さらに「ジャンプ界を盛り上げていきたいです」など、自分のことだけでなく周囲への気配りや、障害界全体のことを考えての発言が多くあったことでした。素敵な考えだなと思いましたし、それが黒岩さんの強さでもあるのだなと思いました。
怪我に悩み、なかなか勝ち星がなかった時期は悔しい思いをされたはずですが、そういう経験があるからこそ、そして謙虚な人柄だからこそ、運命的なご縁を通じて巡ってきたチャンスを結果に結びつけられたのだと思います。