圧倒的な敷地面積を誇る研究施設
———本日は日高育成牧場で1日過ごしていただきました。朝は牧場全体が見渡せる見晴台からのスタートでした。まず、施設全体の印象はいかがでしたか?
本当に小学1年生みたいな感想ですけど、とにかく広いな〜と。「どこまでが敷地なんですか?」という純粋な疑問がまず頭に浮かびました。まさに北海道という圧巻の景色でしたね。厩舎を含め、放牧やトレーニングできる場所などこの広い敷地を活かした施設がそれぞれに点在していて、とても見応えのある1日でした。
馬場は、芝、ダート、ウッドチップ、さらに冬でも調教できるように屋根付きのコースなどバリエーションも豊富。1日600頭がトレーニングしていて、広さも渋谷区ぐらいとのことでしたから、スケールが桁違いですよね。
また研究施設という側面もあり、莫大なデータを競馬サークル全体に還元するために日々研究されているというお話もありました。「強い馬づくり」の探求とその普及のために、試行錯誤しながら研究が進んでいる。この場からすでにレースがスタートしているのだなと思いました。